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めだかの飼い方
基本的なめだかの飼い方をご紹介
観賞魚の中でも比較的飼いやすいといわれているめだかですが、特に初めて飼う方にとっては分からないことも少なくありません。安心してめだかとの生活を楽しんでいただくために、飼うまでの基本的な流れをご紹介いたします。販売からアフターフォローまで細やかに行っているお店として、不安なことや気になる点については都度丁寧にご説明しておりますので、ぜひ気軽にご相談ください。
メダカの飼い方
水槽の設置場所
飼育容器に一度水を入れると、とても重くなり移動も大変です。あらかじめ水槽の場所を決めてからセッティングしましょう。
日当たりの良い場所(直射日光が当たり水温が30度を超えると、メダカにとってストレスになり、コケが生えやすくなるので程よく日が当たる場所を選びましょう。
日当たりの良い場所(直射日光が当たり水温が30度を超えると、メダカにとってストレスになり、コケが生えやすくなるので程よく日が当たる場所を選びましょう。
用意するもの①
最低限必要な飼育容器、水、餌、底床を用意します。水草やフィルター等は無くても構いませんが、レイアウトを楽しめたり、水を綺麗に保つ事ができます。
【最初に用意するもの】
・飼育容器(屋内の場合は金魚鉢・プラスチックケース等、屋外の場合は発泡スチロール容器・睡蓮鉢でも可です)
・底床(飼育容器の底に敷くものです。砂、砂利、ソイル等)
・水(メダカ一匹に対して水1リットル。水道水には塩素が入っています。天日に1日あてるかカルキ抜きで中和させてください)
・餌(メダカ用ものならOKです)
【あると良いもの】
・流木、水草(水草は光合成により酸素の供給源となります。またメダカの隠れ場所や産卵場所にもなります。さらに飼育容器内のレイアウトを楽しむことができます)
・フィルター(ろ過器。メダカの食べ残しやフン等、水中の汚れを分解して綺麗な水に戻す役割があります。定期的な水替えの回数を減らす事ができます)
・エアポンプ(水中に酸素を送る事でメダカの呼吸を助けます。また水の腐敗を防ぐのに役立ちます。)
・照明(室内で飼う場合は光に当てるとメダカの美しさが増し、メダカに朝・夜の変化をつける事ができます)
・カルキ抜き(水道水を天日に1日あてる手間が省けます)
【最初に用意するもの】
・飼育容器(屋内の場合は金魚鉢・プラスチックケース等、屋外の場合は発泡スチロール容器・睡蓮鉢でも可です)
・底床(飼育容器の底に敷くものです。砂、砂利、ソイル等)
・水(メダカ一匹に対して水1リットル。水道水には塩素が入っています。天日に1日あてるかカルキ抜きで中和させてください)
・餌(メダカ用ものならOKです)
【あると良いもの】
・流木、水草(水草は光合成により酸素の供給源となります。またメダカの隠れ場所や産卵場所にもなります。さらに飼育容器内のレイアウトを楽しむことができます)
・フィルター(ろ過器。メダカの食べ残しやフン等、水中の汚れを分解して綺麗な水に戻す役割があります。定期的な水替えの回数を減らす事ができます)
・エアポンプ(水中に酸素を送る事でメダカの呼吸を助けます。また水の腐敗を防ぐのに役立ちます。)
・照明(室内で飼う場合は光に当てるとメダカの美しさが増し、メダカに朝・夜の変化をつける事ができます)
・カルキ抜き(水道水を天日に1日あてる手間が省けます)
用意するもの②
飼育用品が整ったら水槽をセットして、メダカを迎える準備をはじめます。
1.水槽の底に敷く底砂をまずは洗います。バケツ等に入れ、水が綺麗になるまでしっかり洗いましょう。スコップ等を使用して、水槽の底に3~5㎝程度、底砂を敷いていきます。
2.流木や水草を底砂に配置し、フィルター・エアポンプをセットしていきます。
3.水を入れましょう(事前に天日にさらした水を入れるか、ホースから水を注ぎ、カルキを抜く作業を行います)。
1.水槽の底に敷く底砂をまずは洗います。バケツ等に入れ、水が綺麗になるまでしっかり洗いましょう。スコップ等を使用して、水槽の底に3~5㎝程度、底砂を敷いていきます。
2.流木や水草を底砂に配置し、フィルター・エアポンプをセットしていきます。
3.水を入れましょう(事前に天日にさらした水を入れるか、ホースから水を注ぎ、カルキを抜く作業を行います)。
メダカを迎えたら
メダカをいきなり水槽に入れるのはやめてください。メダカにとって水温の急激な変化や水質の変化はストレスになるため、徐々に慣らしましょう。
この作業を「水合わせ」と言います。
1.あらかじめ水を入れた水槽に、メダカをビニール袋のまま30分から1時間ほど浮かべます。水槽とビニール内の水温が徐々に同じになります。
2.ビニール袋を開け、洗濯ばさみ等でビニール袋を固定し、メダカが外に出ないようにしてください。水槽の水を少しずつビニール袋に入れ水質を合わせます。この作業をビニール袋の水と水槽の水が半々になるまで2~3回繰り返します。
3.30分から1時間かけ作業を行ったら、ビニール袋から水槽へメダカを入れます。当日は餌を与えないでください。翌日から少しずつ餌を与えます。
この作業を「水合わせ」と言います。
1.あらかじめ水を入れた水槽に、メダカをビニール袋のまま30分から1時間ほど浮かべます。水槽とビニール内の水温が徐々に同じになります。
2.ビニール袋を開け、洗濯ばさみ等でビニール袋を固定し、メダカが外に出ないようにしてください。水槽の水を少しずつビニール袋に入れ水質を合わせます。この作業をビニール袋の水と水槽の水が半々になるまで2~3回繰り返します。
3.30分から1時間かけ作業を行ったら、ビニール袋から水槽へメダカを入れます。当日は餌を与えないでください。翌日から少しずつ餌を与えます。
餌の与え方
餌は1日2回、3分以内に食べきれる量を目安にしましょう。食べ残してしまうと、餌が腐敗し水質を悪化してしまいます。
メダカが食べきれる量を与えることが大切です。メダカにとっては腹八分目が理想的な量になります。
メダカが食べきれる量を与えることが大切です。メダカにとっては腹八分目が理想的な量になります。
季節ごとの注意点
春
日照時間が伸びメダカが繁殖準備を始めます。まだ寒暖差が激しい季節のため、水温が安定するよう日当たりの良い場所で飼育してください。
夏
暑いため水温・水質の変化に気を付けてください。30度を超さないよう、置き場所を変えたり、日よけをしたりなど工夫をしましょう。
餌をよく食べるので、食べ残しによる水の腐敗に要注意。また、水の蒸発も多く、水量が減ってきたら水を足しましょう。
秋
涼しくなると、餌を食べる量が減る為、量を控えてください。
夏と比べ、水換え頻度は減らしてもOKです。
冬
寒い地域にお住いの方は、メダカが活動を控え水底でじっとして餌を食べないことがあります。
メダカは水温が5度を下回ってしまうと冬眠すると言われています。
水草をたくさん入れ冬眠しやすい環境を作ります。日中の温かい時間にメダカが活動していたら少量の餌を与えてください。
日照時間が伸びメダカが繁殖準備を始めます。まだ寒暖差が激しい季節のため、水温が安定するよう日当たりの良い場所で飼育してください。
夏
暑いため水温・水質の変化に気を付けてください。30度を超さないよう、置き場所を変えたり、日よけをしたりなど工夫をしましょう。
餌をよく食べるので、食べ残しによる水の腐敗に要注意。また、水の蒸発も多く、水量が減ってきたら水を足しましょう。
秋
涼しくなると、餌を食べる量が減る為、量を控えてください。
夏と比べ、水換え頻度は減らしてもOKです。
冬
寒い地域にお住いの方は、メダカが活動を控え水底でじっとして餌を食べないことがあります。
メダカは水温が5度を下回ってしまうと冬眠すると言われています。
水草をたくさん入れ冬眠しやすい環境を作ります。日中の温かい時間にメダカが活動していたら少量の餌を与えてください。
季節ごとの注意点
メダカは飼育がしやすいですが、水質や温度管理が悪いと病気にかかりやすくなります。代表的なメダカの病気と対処法をご紹介します。
●転覆病
【原 因】
古い餌を食べ消化不良を起こした時、冬場の餌の食べすぎ、水質が悪化した時、水温が25度を下回った時
【症 状】
腹部が異常に膨らみ、おなかを上にしてひっくり返る。
【対処法】
感染症ではないため隔離は不要です。消化不良だと思われる場合は、絶食させてください。しばらく水換えをしていない場合など水質にが原因の場合は水換えを行います。水温低下によるものなら、ヒーターなどで温めてください。
●尾ぐされ病
【原 因】
カラムナス菌の寄生
【症 状】
各ひれや尾ひれが溶けるように細く、短くなります。尾ひれば短くり泳ぎ方が変わるまで進行していると末期のため要注意です。
【対処法】
感染力が強いため、ほかのメダカと隔離してください。治療薬(グリーンFゴールドなど)を規定量入れるか、1%ほどの塩水のなかで様子を見ます。
●白点病
【原 因】
水温変化により起こることが多いです
【症 状】
1㎜ほどの白い点が身体に現れます。体をクネクネしたり、水槽に体をこすったりし身体を掻くようになります。
【対処法】
治療薬(メチレンブルー、ニューグリーンFなど)を規定量入れ薬浴させると良いです。
●水カビ病
【原 因】
容器や底砂に身体をぶつけた擦れ、メダカ同士での身体の擦れ、もしくは体調の悪化により発症します。
【症 状】
頭部やひれに傷ができ、血が滲んだようになります。傷から菌が繁殖し、白い綿のようなものが付着します。食欲が低下し動かなくなります。
【対処法】
ほかのメダカと隔離し、治療薬(メチレンブルー、ニューグリーンFなど)を規定量入れる、水温は27~29度で安定させてください。
●転覆病
【原 因】
古い餌を食べ消化不良を起こした時、冬場の餌の食べすぎ、水質が悪化した時、水温が25度を下回った時
【症 状】
腹部が異常に膨らみ、おなかを上にしてひっくり返る。
【対処法】
感染症ではないため隔離は不要です。消化不良だと思われる場合は、絶食させてください。しばらく水換えをしていない場合など水質にが原因の場合は水換えを行います。水温低下によるものなら、ヒーターなどで温めてください。
●尾ぐされ病
【原 因】
カラムナス菌の寄生
【症 状】
各ひれや尾ひれが溶けるように細く、短くなります。尾ひれば短くり泳ぎ方が変わるまで進行していると末期のため要注意です。
【対処法】
感染力が強いため、ほかのメダカと隔離してください。治療薬(グリーンFゴールドなど)を規定量入れるか、1%ほどの塩水のなかで様子を見ます。
●白点病
【原 因】
水温変化により起こることが多いです
【症 状】
1㎜ほどの白い点が身体に現れます。体をクネクネしたり、水槽に体をこすったりし身体を掻くようになります。
【対処法】
治療薬(メチレンブルー、ニューグリーンFなど)を規定量入れ薬浴させると良いです。
●水カビ病
【原 因】
容器や底砂に身体をぶつけた擦れ、メダカ同士での身体の擦れ、もしくは体調の悪化により発症します。
【症 状】
頭部やひれに傷ができ、血が滲んだようになります。傷から菌が繁殖し、白い綿のようなものが付着します。食欲が低下し動かなくなります。
【対処法】
ほかのメダカと隔離し、治療薬(メチレンブルー、ニューグリーンFなど)を規定量入れる、水温は27~29度で安定させてください。